2016年03月06日

週刊CAMBIO NO.1165

第7回岡谷まち歩き古本市は 4月23日(土)開幕
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CAMBIOの2階も会場となる、第7回岡谷まち歩き古本市の企画がだいぶ進んできました。2月から毎週1回の打ち合わせを重ね、さまざまな紆余曲折を経ましたが、第7回の大枠が決まってきました。今年は御柱祭と重なるため、会期を多少前倒しにします。
★4月23日(土)から5月1日(日)まで★
山出しが終わって里曳きまでの間、しかも例年の会期を大きく外さず、上社里曳きの直前まで、という微妙な設定。天下の御柱祭が相手では、会期が重なったら勝てっこありませんから。
今回も古本市主催イベントは盛りだくさん。新しい試みがあれば、定番化を狙うイベントもあり。
★28(木)無声映画上映会 キートンとチャプリン2本立て 弁士ハルキ、ギター生伴奏湯浅ジョウイチ 岡谷スカラ座にて 3月15日ごろからチケット発売予定
★23(土)〜 路上観察学会、松田哲夫、林丈二さんとともにトマソンを探す。
★29(金)発酵トークイベント 発酵デザイナー小倉ヒラクさんを迎えて
★毎日  フリーペーパー博覧会 様々なカテゴリーのフリペ博      ・・・などなど
岡谷まち歩き古本市は、各会場のメンバーと出店者で構成する実行委が企画し、本の売り上げで経費を賄う参加型のイベントです。今回も必死に企画を進めて、ようやくここまでたどり着きました。会期まであと2か月を切りました。さあ、ここからは休んでなんかいられない。鞭を入れてゴールまで突っ走るのだ! どうぞお楽しみに。

大分県国東半島から 自然発生の生椎茸 大量入荷
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縁あって大分県国東市「てまひま農園」花崎さんとお付き合いが始まり、さっそく自然子の生椎茸がやってきました。植菌して林の中に伏せ込んだホダ木から、自然に発生してくる椎茸。少し気温
が上がり始めたこの季節は、春子と呼ばれる春の発生が始まったところ。肉厚のコロンとした椎茸がホダ木に鈴なり。雨が降ると発生も多くなるのですが、雨の後の自然子は大きくて立派になるのですが、水分が多くて長持ちしません。大分から2日がかりでやってくる間に、傘が開いて黒ずんでしまう。それを避けるために、なるべく乾いた状態の日に収穫して送ってもらいます。
今回届いた椎茸はご覧の通り。傘の厚さも十分な良いものです。様々な料理にどうぞ。さっそく今週は気温が上がって大量入荷になりました。自然子は4月までの期間限定品。この状態で冷凍しておけば一年中使えます。今のうちに美味しい椎茸を味わって、さらに保存しておきましょう。100g 240円

みれっとファームの新人 石井くん焼き塩味 350円
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みれっとファームのお菓子の中で、このところ人気ナンバーワンを保持している「石井くん」に塩味バージョンができました。自家製もち米の玄米餅と、贅沢にも海の精の焼き塩を使ってます。先にデビューしていたしょうゆ味の「石井くん」は、黒米、赤米、青海苔などいろいろなお餅のミックスになり、焼き塩味とはだいぶ趣が変わりました。たくさん売れるとまたもち米が足りなくなってしまうかも。この「石井くん」は、福島県いわき市で創業したみれっとファームが、富士見町に移転してから生まれたお菓子。このシリーズが成長すると、みれっとファームがだんだん信州のお菓子工房になっていくようで、年月の経過を感じます。彼らがいわきから飛び出さざるを得なかった原発事故から、もうすぐ5年。

小さな村からすべてが生まれる信級玄米珈琲 その2
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信級玄米珈琲を焙煎する炭焼き窯は、植野さんの自宅から見えるところにありました。炭の焼具合は煙の色で判断するので、家から窯が見えるということは大変便利なのです。窯の向こうに見えている赤い屋根が家。
炭には黒炭と白炭があります。焼き上がってから、窯の中で冷ましてから出すのが黒炭、まだ赤い炭を窯から掻き出して灰をかけて冷ますのが白炭。植野さんが焼いているのは白炭で、炭を掻き出した後の窯に玄米を入れた器を入れて焙煎します。この窯は本格的に炭を焼くには少し小ぶり。でも、玄米を焙煎するためには大きな窯では熱くてできないので、家の近くに玄米珈琲用としてしつらえた窯。本格的に炭を焼くときは、別に大きな窯があるそうです。
窯の温度は一定ではないので、焙煎の具合を見極めるのが難しい。適度な焼け具合になるのはわずか30秒の間だけ。そのタイミングを逃すと、ただの炭になってしまう。窯の中に取り付けた金具で受けた器を窯口から回しながら焙煎する。熱い上に微妙なタイミングを図らねばならない。
焼き上がった玄米をミルにかけて粉砕し、外側のよく焼けた部分が深煎りに、芯に近いまだ浅い部分が浅煎りに。お話を聞きながら飲んでいた浅煎りは、水に玄米を入れて煮出したものでしたが、急須であっさりと入れるよりも深みがあって美味しかった。この淹れ方はオススメ。
すでにCAMBIOでも人気商品になりつつある信級玄米珈琲。原料からエネルギーまで、小さな村の中で完結していることがすごく面白いので足を運んでみました。すでに北欧から引き合いが来ているそうです。職人仕事から生まれてくる玄米珈琲。村での暮らしを続ける以上、大量生産はできない希少品のままであり続けてほしいと願うのでした。
★信級玄米珈琲 長野市信州新町信級産
浅煎り 50g500円 120g 1000円
深煎り 40g500円 100g 1000円
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研ぎ玄のコラム 切れてこそ NO.361 「キレイ」でこそ (16−1)
 毎年この時期になると「自転車通勤」を再開するけれど、暫くぶりに乗り込む時は決まって「乗れないかもしれない」という不安に襲われる。なので、自動車運転時にも自転車を想定した運転(イメージトレーニング)をしている。とは言っても「動力付き」とは多少の違いも有るし道交法上「全く同じ感覚で」とはいかない。けれども、大まかな点で合致するから、カーブでも自転車と同じコース取りをしていれば疑似経験が可能で、安定したコーナリングには二輪・四輪共通のテクニックが存在する。
 車で自転車のイメージトレーニング時に重要なのは、路面状況も同時に把握して置く事。特にこの時期、この地域では突然現れる「舗装が剥げてできた穴ぼこ」の位置は記憶しておかなければならない。自動車ならば、たとえ穴を通り過ぎても衝撃はあったとしても事故に繋がることは稀だから「陥没」と呼べる次元のもの以外は一定期間放置されてしまう。まあ、たかが自転車の為にこまめに穴を埋める自治体なんて存在する筈もないから、自分の身は自分で守るしかない。それが嫌ならば自転車で公道を走らなければ良いだけのことだ。とは言っても「道路管理責任」は問えるから、もし道路の不都合が原因で事故に遭ってしまったら「泣き寝入り」は禁物で、ちゃんと主張しなければならない。黙っていては何も改善されないのだから・・・。と建前を幾ら唱えても、実際に被害を受けるのは嫌だから「無謀な運転者」「管理の悪い道路」「周りを見ない歩行者」等は「自転車に乗る楽しみの一部」だと考える様にしている。わざわざ山中でマウンテンバイクを乗り回さなくても。「千変万化」の状況は、街中でも経験できるのだから、安易に人間の「生活圏」を広げて欲しくないものだ。
CAMBIO店主のコラム 雑言 NO.1165
21日の日曜日は、CAMBIOの2階に40人近い人が集まった。八ヶ岳周辺や伊那谷で新規就農した人たちの交流会という名目で、講師をお招きして勉強会を開いたのだ。年長者は還暦を超えた人が何人かいたが、参加者は圧倒的に20代、30代の人が多くて、世代が交代しつつあることを実感した◆主催したのはCAMBIOと、豆っ娘という名で豆を出荷している皆川枝美さん。新規就農者は県外からの移住者が多数を占めるのだが、豆っ娘は原村の生まれ育ち。私とは親子ほどの年の開きがあるのだが、どちらも血液型B型の特徴といわれるクセを見事に備えたもの同士なので、やることなすことを予測できるおかしなコンビが共同で主催した。一昨年もCAMBIOが主催の生産者交流会を企画したのだが、未曽有の大雪の日と重なって見事につぶされてしまった。今回はただ顔を合わせて話すだけではなく、6次産業化を学ぶというテーマを掲げてみたのだが、たくさん人が集まって関心の高さが計り知れた◆農業という1次産業と、農産物を使って商品を作る2次産業、その商品を売る3次産業まで農業者自らが行うので、1と2と3を合わせて6次産業という。数年前から使われ始めた造語なのだが、最近は行政が補助金の名目としても使うようになって、だいぶ認知されてきたようだ。ただ、流行りに乗っただけの実効性を伴わない三セク事業なども多いようで、言葉だけが独り歩きをしている感じがある。そもそも新規就農者はゼロからの出発なので、何でもやって稼がなくてはならない。6次産業などという言葉が生まれる前から、農業を中心にしたマルチタスクをこなしてきたのだ。ただ、農業とは直接関係がないアルバイトが忙しくなってしまったり、農業以外での現金収入が増えることで、目的が田舎暮らしに変わってしまったりする人も少なくなかった◆私自身も移住者だから、信州で暮らしたいという人の気持ちは良くわかる。生産者と直接付き合う八百屋だから、農業をしたくて移住してくる人ともたくさん付き合ってきた。付き合いのある人は有機農業を目指す人が多いから、自然が豊かな信州で農業を志す気持ちが良くわかる。でも、寒さが厳しい信州では、新規就農者が農業だけで生計を建てることはけっこう難しい。中には新聞配達をしてから畑に出て、夜になってもヘッドライトをつけて畑で作業をする人もいるが、それは稀有なファイターの例。フツーの人が入植して農家として定着するためには、何よりも出荷先や提携家庭を得ることが必須だけれど、それと並行して畑の産物を冬場に加工して売るノウハウを身に着けることも大事だと、販売の立場からずっと思っていた◆畑を作れば規格外の野菜は必ず出てくるし、収穫量はだいたい必要量よりも多めになるように作付けされる。そのハネ出しや余剰野菜を加工して商品化するのは誰でも思いつくところだから、ありきたりのことをやっていたのでは売れない。CAMBIOにあるいくつかの農家の成功例を見ると、アイデアをひねり、計画的に作って、さらにパッケージをきちんとデザインしたものはちゃんと売れていく。そんなものを作るためにはどうやったらいいのだろう、というヒントになるような交流会兼勉強会を企画してみた。私としては、もっと地元で良い商品が生まれてほしいし、もっと農業を志す人が増えてほしいし、それをサポートする例を積み上げておきたい◆当日は、下諏訪にあるクローバーデザインの宮本総子さんにデザインの実際例や仕上げていく過程を聞き、実際に商品をいくつも作って流通させている、伊那市長谷の雑穀レストラン「野のもの」の吉田洋介さんに企画の仕方や実際を聞く、という内容になった。吉田さんは県の6次産業化に関するアドバイザーを務めていて、様々な資金や補助金の調達方法に長けている上、現在もクラウドファンディングでシコクビエの機械化資金を募っている。入植したばかりで行政や金融との付き合いもまだ少ない人たちには、なかなか知る機会がない話も出た。補助金ありきで始める事業は麻薬のようなものであることは多くの人が知っているが、必要な人に補助金の存在が伝わっていないことも浮き彫りになった。
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