2016年02月21日

週刊CAMBIO NO.1163

「あずかぼ」のクッキー アイテムが大幅に増えました
塩尻でお菓子工房「あずかぼ」をスタートさせて3年目の山浦祐貴さん。クッキー6種がCAMBIOに並んでいましたが、この2月からアイテムを大幅に増やしました。助走期間から本格的にお菓子工房へテイクオフ。
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生産者がわかる材料を使って、オーブンでしっかり焼き上げたお菓子たち。少しトーストするとこんがりとして美味しい「ブランチスコーン」3種類130円。オーツをベースにナッツやドライフルーツをふんだんに使った「グラノーラクッキー」3種類180円。4種のナッツをキャラメリゼした「フロランタン」は2個入りで390円。定番だったクッキー6種は230円から200円に値下がりしました。
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原材料を見るとすべてマクロビオティック仕様です。それもそのはず、この祐貴さんはマクロビのインストラクター資格を持っているんですね。お菓子作りから始めて、次の展開もきっと考えているんでしょう。まだ20代ですから、これからいろいろできるはず。ぜひクッキーを食べて応援してください。
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御柱祭を知るならビジュアルなこの1冊 suwazine
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上社の御柱も曳行地区が決まって、いよいよ諏訪は御柱に染まります。かつて古代地中海沿岸では、すべての道はローマに通ずと言われたように、これから5月までの諏訪湖沿岸では、すべての予定は御柱ありき。
その御柱祭を特集したzineが発売され、話題になってます。その名もSUWAzine。諏訪をこよなく愛する「スワニミズム」のメンバーが編集、真澄でおなじみの「宮坂醸造」が発行するzineが、CAMBIOにもやってきました。一部300円(税込〕
御柱に命をかける諏訪人はもちろん、御柱を初めて迎える渡来人にも楽しめる御柱ガイドブック。諏訪以外の御柱や、あんなところこんなところあちこちにあるいろんな御柱をまとめた「御柱ダイバーシティ」も面白い。

河崎さんの地粉うどんとポップコーン 再入荷しました
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昨年秋に実ったポップコーン用のトウモロコシが、ようやくやってまいりました。乾燥はとっくに終わっていたはずなのですが、写真のおじさんが、ポップコーンをばらして袋詰めにするのを冬場の仕事と決めていたので、なかなか出てこなかったわけです。

「早く持って来い!」と八百屋がやいのやいの言うので、仕方なくとりあえず20袋だけ出してくれました。量的にはたくさんあるので、そのうち山積みになります。名前の通りによく爆ぜます。子供たちと作るととってもワンダー。安くてたくさん食べられるおやつ。350円。
しばらく欠品だった地粉うどんも入荷しました。昨年は麦が不作だったため、今期は今回製造分170袋で終了。次は今年度産の麦を使って秋の製造です。常食になさっている方はお早めに確保くださいませ。今回から少しだけ価格を変更させていただきました。250g 320円。

3月のワークショップ ジビエ講座のご案内
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3月のワークショップのご案内です。すでにお知らせしましたように、3月はジビエ。鹿肉と小麦粉、野菜というすべての材料をを県内産食材で、伊那名物「ローメン」を作ろうという講座。
全国各県の郷土食を月替わりで提供する渋谷ヒカリエのd47食堂では、今週から長野定食としてこのざんざ亭プロデュース「鹿ローメン定食」が供されて人気を博してます。煌びやかな渋谷の街を見下ろしながら「鹿ローメン」を食べて、伊那の山里に思いをはせる人がたくさんいる・・・ってすごいことです。伊那産の小麦粉「ハナマンテン」で麺を打ち、鹿の骨でスープをとり、鹿肉と地元産野菜でローメンに仕上げる、地域にこだわった食の講座。メール、メッセンジャーでも参加のお申込みを承ります。ぜひお出かけください。


研ぎ玄のコラム 切れてこそ NO.359 「キレイ」でこそ (15−7)
 薪ストーブやかまどで乾燥不十分な木材を燃やすと燃焼効率が悪く、煙も多く出てしまう。なので、薪は良く乾燥したものを使うのが基本だけれど、世間では「木材の乾燥」が「米の乾燥」や「干物」と同じだと思われているらしい。まあ「乾燥」という言葉が使われているからには「水分量」を減らす行為には違いないけれど、木材の乾燥は一般的な食物の乾燥とは違い、内部の水に溶け込んでいる「栄養分(食物ならば旨味)」を取り除く行為を指す。食物の乾燥が、旨味を逃がさない様に水分のみを蒸発させて凝縮(又は変化)させたり、腐敗を防ぐ行為とは大きな違いがあるのだ。
 汗がしみ込んだ下着は乾き難い。特にじわじわと出る「悪い汗」と呼ばれるミネラル分が多い物は特に乾き難いけれど、スポーツでかいた大量の「良い汗」は比較的すぐに乾き、洗濯で残った水分は更に乾きやすい。ということで、木材も水中に暫くつけて水溶性成分を減らした木材は乾燥し易い。なので、木曾の山から切り出された材木は木曽川を下る中でアクが抜かれ乾燥し易い木材になり、木場には貯木場というプールに丸太を浮かべている。ということは、薪だって水に漬けてから空気中に放置すればより乾燥状態が良好になるけれど、そんな事は誰もしていないから薪ストーブからの排煙は嫌われ者のままでいる。運よくご近所からクレームがなくても安心してはいけない。子供の声すら「うるさい」感じる人と「かわいい」と感じる人がいるのだから「煙が嫌い」という人は更に多い筈。たき火ならば風上に立っていれば直に煙の被害をこうむることもないけれど、家は煙突の風上側に移動はできないのだから・・・。薪ストーブを使う限りは「キレイな排気」を心がけてもらいたいものだ。

CAMBIO店主のコラム 雑言 NO.1163
信州の里山で、赤松はもっともポピュラーな樹種だ。八ヶ岳に向かって坂を上っていけば右も左も赤松の林。伊那谷でも少し街を外れて山に入ると赤松が林立している。幹が赤くてほとんど枝がなく、てっぺんのあたりに少しだけ樹冠のように葉がついている。そんな姿の赤松ばかりを見ていたので、伊那で赤松の間伐材を製品化するKEESプロジェクトのNさんに話を聞くまでは、赤松とはそんな樹なのだと思っていた。Nさんによれば、そんなヒョロヒョロの赤松は過度の密植状態で、間伐をしてやらなければやがて共倒れになるだけなのだという。ところが赤松は間伐をしても材として売れるものではないので、誰も手を付けない。そして山にはヒョロヒョロの赤松ばかりになってしまった。KEESはそんな赤松の材をブロックにして、大きなLEGOのようにいろいろなものを組み立てて使おうというプロジェクトなのだが、同じような趣旨で赤松を薪として使おうという会社があって、今年からその薪を宅配してもらうことにした。ところが予想外のことがあって・・・という先週の話のつづき◆最初にお断りしておくが、その会社の方針や薪の品質に問題があったわけではない。申し込んだ際の説明と実際に多少の行き違いがあったことと、線を引いておきたかった部分を勝手に乗り越えられたことに、予想外のおまけとして不快感があったのだ。でも、その内容をよく考えると結構深いことにつながるので、自分としてはけじめをつけておきたかった。そこで、敢えてクレームの電話を入れたが、あまり理解してもらえなかった。その経緯は・・・◆薪の宅配を申し込んでから数日して、その会社の配達人が家に来た。薪を積むためのラックを設置して赤松や落葉松の薪を満杯に置いていってくれた。ところが、申し込みの際に図を書いて指示した場所ではなく、犬小屋の並びにラックが置いてあった。その配達人対応したと娘が話し合って決めたらしいが、そこは庭のど真ん中でもあり、知らない人が薪を運んでくれば耳が遠い老犬は怖がるだろうし、何よりも家の中が丸見えになってしまうので好ましいとは思えなかった。娘から薪の配達人がこれからくるという電話があったという連絡を受けて、すぐにこちらから会社に電話をして私に直接連絡をくれるようにと伝えたのだが、連絡がないままにすべてが終わっていた。申し込んだ時の説明では、薪を定期的に見回って補充するということだったのだが、配達人は「薪がなくなったら電話をくれ」と言って帰ったという。さらに、私の仕事内容を娘から聞いて、明日ちょうど関係する集まりがあるので出て話をしてほしい、と娘に言ったという。その配達人は同じ町の隣の地域の人たちで、その人が地域を拠点として山仕事や村おこしをしていることは私も知っていた。翌日になって、その人から街の老人会で有機農業講座があるので出てほしいというメールが直接来たが、大家さんの通夜だったのでお断りした◆一部始終を書いてしまえば、それでクレームをつけるなんてなんとお前は神経質なヤツなんだ、と思われるかもしれない。でも、その一部始終の中に一貫して「いいじゃねえかよ」という暗黙があるようで不快だった。自分たちの庭のような地域の中で、誰もが知り合いのような地域の中で、「いいじゃねえかよ」ですべてが済んでしまうような世界に引き込まれたような気がしたのだ。他所から移り住んできた者として、なるべく地域に馴染むように努力をしてきたが、最近は越えられない一線というものを強く感じるようになってきた。そして越えられない部分は無理に同化するのではなく、うまく折り合いをつけて乗り越えようと思っていた矢先に、向こうからドカドカ乗り越えてきたような感覚があったのだ◆その会社に薪の宅配を頼むことにしたのは、会社として大きく薪を流通させているので、個人宅にモノを届けることがシステム化されていて、人間関係などを持ちこまれることはないだろうという期待があった。荷物の宅配は今や社会のインフラになっているから、家の敷地内に入るということはきちんと一線を引くことができると私は勝手に決めつけていた。そこが甘かった。クレームの電話をした後でこの薪を使い続けるかどうかしばらく考えたが、つまらない個人の内心よりも地域の資源をストーブで使うということの方が大きなテーマなので、続けて宅配をしてもらうことにした。でも、つまらないことではあるけれど、この越えられない一線は移住者と地元民に共通する問題として、今後顕在化してくると思う。もう少しほじくってみたい。というワケで、来週もこのつづきなのだ。
posted by cambio at 08:11| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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