2016年02月14日

週刊CAMBIO NO.1162

きさらぎセール10%OFF 13(土)・14(日)・15(月)
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というワケで、来週末の3日間は「きさらぎセール」でございます。お店の中の商品(お米や本器などを除いて)ほとんどが10%OFF。そうしょっちゅうやっていることではございませんので、大きなチャンスですよ。新しい商品もいろいろ出てきましたし。
日取りを決め、コピーを考えるときに頭に上ったのは2年前の大雪でした。あの時もちょうど日曜日に、伊那の「プチマルシェ」をお招きして2階で食事会の企画がありました。予報をじっくり見て早々と金曜にキャンセルしたのですが、大雪で文字通りにぶっ潰されましたから。
そこで今回は「寒サニマケズ、雪ニモマケズ」のセールです。どんな天気でもやるんだかんね。来てちょうだい!  

信州新町産 信級玄米珈琲 ほっこりいい香り
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相次いで地元の新商品をご紹介します。現在は長野市になった信州新町の山あいにある信級で、炭を焼いて暮らしている植野さんが、自分で育てた玄米を炭焼きの余熱で焙煎した玄米珈琲。ほっこりとした香りの玄米珈琲は、ほのかにお米の香りを残しつつ、その名の通りに珈琲のような深い香りがあります。珈琲カップで飲んでも不満はなく、お茶のように湯呑みで飲んでもまた美味しい。カラダを温めてくれる上にノンカフェインだから、誰でもいつでも飲める。

炭焼き窯の余熱という遠赤外線の中で焙煎するので、コクや香りが引き立つのでしょう。炭焼きの木を切ることで地域の山を保ち、そこから流れ出る水で米を育て、焼いた炭の一部を田んぼに戻して循環を図る。その一端で生まれてきたのがこの玄米珈琲。粒状の急須の浅煎りと、粉末のドリップの深煎りがあります。お茶のように飲むなら浅煎り、コーヒーのように飲むなら深煎り。深煎りはペーパーフィルターで淹れます。店頭に試飲を出しますので、まずは味わってみてください。
★急須の浅煎り 50g500円 120g1000円 
★ドリップの深煎り 40g500円 100g1000円


由美子と千恵 ふたりの器 新作になりました
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高橋由美子さんと小池千恵さんの器。相次いで新作がやってきました。エネルギーにあふれた由美子さんの作品と、繊細な色遣いと重ね生地の縞々が特徴の千恵さんの作品。作風は違うけれど、同じ場所に並んでいて違和感がないのは、どこか通底するものを持っているんでしょうね。
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陶芸って怖いなあと思うのは、作品に作り手が表れてしまうこと。人間ですからその時によっていろいろな「今」があって、決していつも同じではない。それを見せることを厭わないのが陶芸家という生き方なのでしょうが、今度のふたりの器は雰囲気がどこかどっしりとしていて、揺らぎを感じない。安定してます。

由美子さんはこのほど茅野市湖東にギャラリーをオープンしました。金継ぎ教室なども始まります。http://alices77.wix.com/takahashi 伊那市西町の古い事務所をリノベした千恵さんのスタジオには、多肉植物もいろいろ。向かいがチプカとプクチカ、並びにはカフェもある最近注目の通りです。http://haluhi.petit.cc/ お出かけください。

3月のワークショップ ジビエ講座のご案内
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3月のワークショップのご案内です。すでにお知らせしましたように、3月はジビエ。鹿肉と小麦粉、野菜というすべての材料をを県内産食材で、伊那名物「ローメン」を作ろうという講座。
全国各県の郷土食を月替わりで提供する渋谷ヒカリエのd47食堂では、今週から長野定食としてこのざんざ亭プロデュース「鹿ローメン定食」が供されて人気を博してます。煌びやかな渋谷の街を見下ろしながら「鹿ローメン」を食べて、伊那の山里に思いをはせる人がたくさんいる・・・ってすごいことです。
伊那産の小麦粉「ハナマンテン」で麺を打ち、鹿の骨でスープをとり、鹿肉と地元産野菜でローメンに仕上げる、地域にこだわった食の講座。メール、メッセンジャーでも参加のお申込みを承ります。ぜひお出かけください。


研ぎ玄のコラム 切れてこそ NO.358  「キレイ」でこそ (15−6)
 以前、カンビオ店頭に於いて「ドラム缶で焼くパンの実演」があった。当日は風向きにも恵まれて、店内に煙が充満するようなこともなく御近所からのクレームも無かったようなので、ほっとしたのを覚えている。と言うくらい「もくもく(感じ方には個人差があるけれど)」と煙が排出されていたのだった。最近は都会でも薪をくべる窯で「ピザ(というよりはピッツァと言った方が良いかも)」を焼く店が増えているけれど、排煙でクレーム騒ぎになったと言う話は聞かない。映像で確認する限り窯の中に煙が充満している様子もなく、燃焼の条件を整えて薪を燃やしているように見える。そう、通常は煙の量と燃焼効率は反比例するものだから、薪をキレイに燃やすのは各自の能力次第(器具の差を見分けるのも能力の内)という事になってしまう。「誰が燃やしても同じ」にはならないからこそ楽しいとも言えるのだけれど・・・。
 木工をしていた経験から「木の乾燥」には少しうるさい。あのドラム缶にくべられた薪も、もう少し乾燥が行き届いていれば煙の量も少なかった筈だけれど、それはそれ、パン屋さんの方針で「煙」を使う必要が有る筈だから過疎地で燃やす事に、意義を唱えるつもりはない。ただ、住宅地や商業地で大量の煙は吐かないで欲しいだけのことだ。あの日もドラム缶の前を足早に通り過ぎていた人(勿論、楽しむ人や無関心な人もいた)が目に付いたから、きっと快く思わない人だっていた筈だ。単純な道具や器具ほど使い手に依って「結果」に大きな差が出てしまうものだけれど、結果の検証(なぜ?)を放棄してしまえば、能力は向上しない。自然と付き合うのは良いけれど「自己の能力」を自然に見合ったものにしていく努力は欠かせないものなのです。

CAMBIO店主のコラム 雑言 NO.1162
私たちは今の家に住むようになってから22年間、ずっと薪ストーブを使ってきた。最初は伊那の技術専門校の溶接科で実習として作ってもらったストーブを使っていたが、あまりに簡素な作りだった上に煙突の構造がちゃちで火事になりかけた。そこで大枚をはたいて米国製の鋳物ストーブに買い替え、煙突もしっかりストーブ仕様に作り直してもらった。餅は餅屋じゃないけれど、そのころはストーブの周辺工事を、あまりストーブの経験がない大工に任せると危なかったのだ。今は施工例が増えたので大丈夫だろうけれど◆冬に薪ストーブで暖まるために、毎年秋になると薪の確保に余念がなかった。20年前には白州にあるサントリーの工場からウイスキーの樽が、コンテナ一杯2000円というメチャ安で手に入った。それがいつの間にか家具に化けるようになって手に入らなくなり、いろいろな伝手を頼ってあちこちから分けてもらってきた。アカシア、桜、白樺、楡、栗などの広葉樹が主で、いろいろ混ざっているので雑木といわれるものを中心に使ってきた。最近は娘の友達のお家から、素晴らしい楢の薪を格安でいただいてきたが、普段はお付き合いがないのにそんなときだけ「お願いします」というのが申し訳なくて、今年からはもうやめることにした。そして今年からどうするかを迷っていたところに、伊那で赤松の間伐材を利用してブロック状の製品を作って普及させる動きを知った◆薪にするには、木材の目が詰まっていて固くて重い木が良い。単位当たりの重量があるほど燃やした時の熱量も多いからだ。早く育って加工しやすい針葉樹よりも、ゆっくり育って固い広葉樹の方が薪として火が長持ちする。昔からオーク材と呼ばれ、家具に使われる楢はその最たるもので、薪の中でも最も高い値がつく。別荘地に瀟洒なログハウスを建ててカントリーライフを楽しむ方の中には、楢以外は薪じゃないと仰る方もいるそうだ。そんなお家の周囲や八ヶ岳山麓を覆い尽くしている赤松などは、せいぜい焚き付けに使う程度で、わざわざ薪としてお金を出して買うようなものではないと思われている。20年前から比べると飛躍的に薪ストーブを使う家の数は増えてきたいま、そんな薪の事情を知ると、今のように楢や広葉樹ばかりを燃やしていくと薪の需要で新たに木を切ることになりはしないか、という心配がアタマをよぎった。根拠があることではないけれど、今のブームが続くようだとそうなりかねない。そこでもう一つ、赤松の間伐材を利用する動きが伊那にあることを思いだした◆三峰川の橋のたもとに森林組合があって、そこで秋になると薪のアウトレットセールがある。そこで雑木の薪をオーダーで作ってもらったことがあったが、その隣に赤松ばかりを並べた薪の土場があった。試しに値段を尋ねると赤松の薪がパレット1杯6000円だったが、広葉樹の雑木に比べれば何もわざわざ買うほどのものだとは思えなかった。最近になって、なぜそこの会社が赤松を薪として流通させているかという理由を知って、興味を持った。家の近くの地区でも赤松の間伐材をその会社に売って、山林の維持をしているという。地域の山を維持するために赤松の間伐材を利用していくのなら、ストーブで使う薪の種類などにこだわるよりも、密植で間伐しなくてはならないのに経済的に成り立たないためにそれが進まない赤松を積極的に使った方がよいのではないか、と思えるようになってきた。ファッションのように薪ストーブを使うのではなく、薪を地域の循環資源だと考えれば、1本当たりの熱量だの火持ちよりも地元の赤松を薪として利用する方が、ずっと価値が高いように思えてきたのだ◆そこでその会社の薪を使ってみようかと調べてみたら、自宅に専用のラックを置いて、配達員が定期的に見回って使った分を補充していくというシステムだった。最近は仕事の量が増えつつある一方で、カラダは歳をとりつつあることを実感している。日常にさし触るような無理なことは、できるだけ避けるようにしていこうと思っているところでもあった。だから、そのシステムは結構ありがたいかも、と思って申し込んでみた。ところが思ってもいなかったおまけがついてくることになって、面食らっている。それも地域資源の一つといえないことはないのだけれど。
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