2015年11月29日

週刊CAMBIO NO.1152

クリスマス・お正月のご注文承り中!
○クリスマス 生クリームたっぷりのケーキ、チキンや鴨、ピザや生ハムなどのオードブルも。
ムソー 12月3日(木)ご注文締切 → 12月11日(金)〜入荷
ポラン 12月6日(日)ご注文締切 → 12月15日(火)〜24(木)入荷
○お正月 定番のおせち用品やお年と利用の食材が盛りだくさん。蒲鉾1本でもお気軽にどうぞ。
ムソー 12月9日(水)ご注文締切 → 12月26日(土)入荷
ポラン 12月13日(日)ご注文締切 → 12月27日(日)〜29日(火)入荷
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富士見産餅米を自分で搗く みれっとファームのお餅
お餅は富士見町で育てた自家製もち米で搗く「みれっとファーム」のおもちをどうぞ。玄米、白米のほか、玄米の豆、きび、青のりなどがあります。すべて杵搗きで、手で伸す手作り餅。今年は玄米赤米餅と玄米黒米餅が仲間入り。
玄米のし餅 1kg 1800円  白米のし餅 1kg 1900円 玄米豆餅 500g 950円  玄米きび餅 500g 950円  玄米青のり餅 500g 950円 玄米赤米餅 500g 950円 玄米黒米餅 500g 950円
★注文書が中面にあります。ご注文は12月25日まで承ります。
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みれっとファームの ノーシュガークリスマスケーキ

砂糖や動物性素材を使わない個性的なクリスマスケーキ。小麦は自分たちで育てた富士見町産。ドライフルーツ、メープルシロップ、豆乳などはすべてオーガニック。CAMBIOではもうお馴染みになった他にはないクリスマスケーキ。全ての材料は放射能に対する安全を確認してあります。12月22日(月)の入荷。
○りんごとさつま芋のパウンドケーキ 1980円
○餅きびのパウンドケーキ  1980円
○ノンアルコールシュトーレン     1980円
○フルサイズアップルパイ       2350円

おもちゃ箱のクリスマスプレゼント
毎年人気のヨーロッパ製木のおもちゃ、蜜ろうクレヨン、クリスタル、楽器などのクリスマスプレゼント。★ご注文は6日(日)までに。 詳しくは折込のカタログをご覧ください。
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「野のもの」の自家製雑穀のカレー(レトルト)
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伊那市長谷の道の駅「南アルプスむら」にある雑穀レストラン「野のもの」が作るレトルトのカレー。今回の製造分からパッケージのデザインと製品名が変わりました。最近の伊那は、何をするにもお手本になるほどセンスアップしてますが、このパッケージもまた。
雑穀料理といえばヴィーガンと思われるかもしれませんが、「野のもの」はそこにこだわらない。カレーにだって鶏肉を使います。その方が美味しいから、という選択は雑穀をより多くの人に食べてもらうために必要なのです。このカレーも上農高校の生徒たちと連携して作っていますが、小学校の授業が1年間たかきびをテーマに取り組んだり、中学生たちがアマランサスを育てたりと、「野のもの」は地域の中に雑穀を蒔き続けているのです。1食 500円

りんごの発送承り中 今年も美味しく育ちました
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盆明けの「さんさ」から始まった今年のりんごシーズンも、「ふじ」の登場でいよいよ楽日が近づいてまいりました。11月に入ってから異常な暖かさが続いていますが、ふじはきれいに色づいて店頭に並びました。いくつかわざとひっくり返して置いてあるのですが、見分けがつかないほど表も裏も真っ赤。きっとしっかり蜜が入ってますね。
色づきが良いのは、10月に天気が良かったおかげ。春先に霜の害もなく、台風で揺さぶられることもなく、量的にも十分な収穫になりました。りんご農家にとって畑の半分以上を占めるふじの出来は、文字通り一年の結果を左右します。花が咲いてから半年間もかけて育てるふじが無事に収穫できるとき、八百万のカミに感謝をするのは、激しい気候に苛まれてきた歴史があるからです。
異常気象が続く中で今年もふじがたくさん収穫できたことを、みんなで喜びましょう。信州からの冬の贈り物「ふじギフト」、ただいま受付中です。
ふじ贈答用「美形品」 5kg(12〜16玉) 4600円(送料込) 3400円(店頭渡)
    〃 10kg(24〜32玉) 7900円(送料込) 6800円(店頭渡)
ふじ贈答用「美味品」 5kg(16〜20玉) 4200円(送料込) 3000円(店頭渡)
〃 10kg(32〜40玉) 6900円(送料込) 5700円(店頭渡)
※ 中国・四国向けは300円増額、九州・北海道向けは400円増額になります。
玉数の指定はお受けいたしかねます。※ 着日指定、到着時間指定を承ります。

研ぎ玄のコラム 切れてこそ NO. 348 「キレイ」でこそ (14−8)
 全く理解不能なのだけれど「魚を捌くには出刃包丁でなければ」という方が多い。ならば諸外国でも魚は食べるし三枚にもおろすのだから、この包丁が存在するか?と言えば勿論「NO」に決まっている。一般的な出刃包丁はその「重さと厚み」ゆえに頑丈であるかのように思われがちだけれど、実は繊細な包丁で骨を切るには不向きな刃物なのだ。にもかかわらず、鉈(なた)のように振り下ろして刃をぼろぼろにしてしまう方は多い。なので通常、研ぎ玄では錆や中ほどから先端に掛けて大きな刃こぼれがある出刃包丁は研磨をお断りしている。正しい使用法を体得してから(この頃には自分で研げるようになるから、外注は無用だけれど・・・)お持ちください。
 年配の方もスニーカーを履かれるようになった。私が中学生の頃までは「運動靴」と呼ばれていたけれど、今時の高齢者はなんと呼ぶのだろうか? スニーカーが普及するにつれ用途別に多種多様な物が売られるようになったけれど、大人年齢が高くなるほどにサイズオーバーで用途不明な運動靴を履いているように見える。歳と共に歩く能力が低下するのだから、まともに歩けない靴を履いていれば更に歩行困難になってしまうだろうに。まあ、元々「靴の文化」が無かったとはいえ「自分に取って歩き易いかどうか」は自分でしか判断できないし、その感覚は長い時間をかけて自身が獲得していくものだ。だから「ぶかぶかでいい加減な靴」をあてがい続けた大人の責任は大きい。とはいっても「魚=出刃」同様に「普段履き=スニーカー」程度の知識で生活し続けている大人が大多数だから「履き心地」なんかより「カワイイ」とか「キレイ」や「経済性」が優先される風潮は、この先も続くことになりそうだ。

CAMBIO店主のコラム 雑言 NO.1152
体重が減らなくて困ってます。夏前から危険なレベルに達していたので、心して食べる量を減らしてきたつもりなのだけれど、やってるつもりで減るほどこの問題は甘くはない。むかし子供のころ、飼っていた金魚がえさをやると水面でパクパク食べるのが面白くて、餌をやり続けた末に金魚は腹を膨らませて死んでしまった。今のオレはまるであの時の金魚と同じだな、と時々思う。朝から晩まで食べものを商うために動き回り、疲れて座るとそこには期限が切れたパンやお菓子が、食べなければ捨てられる運命を待っている。それはまるで殺処分を待つ犬や猫たちのようで、元飼い主である店主としてはとても見捨てることはできない。だから、カビが生える前に食べてあげようとする。その結果いくらでも餌を与えられる金魚と同じように、腹が膨らんでしまったのだ。なんちゃってね◆食い過ぎオヤジが言うのもおかしいけれど、食べものは人のカラダを育んでくれるものだから、なんでも適度に食べるのが一番だ。こんな食べものの商いをしていると、店主は菜食で玄米を食べているものと思われることがあるが、玄米を食べることなどめったにない。はっきり言えば玄米は嫌い。美味しいと思わない。今はカラダが求めていないからなのだろうと思う。カラダが求めていなければ美味しいとは思わないだろうし、何よりも頭で美味しいと思うだけで食べ続けることは、それ自体が不健康だと思う◆だから健康になるために玄米を食べようと思って来店した方には、積極的にはお奨めしていない。玄米に大きな期待を寄せて、鍋や器具をそろえようとする方も多いけれど、少し食べてみて続けられるようだったら、美味しく食べるために鍋や器具をそろえることをお奨めしている。玄米を食べることで健康を回復したり、毎日玄米を楽しんで食べている人がお客さんには多いけれど、玄米を食べた結果だけではないと思う。玄米を食べるようになると、必然的におかずの構成や料理の仕方も見直すことが多い。それを長く続けた結果として、質素な料理でカラダが成り立つようになる人が多いのだろう。そこに至るまでの道のりは長い。いきなりお米を玄米に替えたことで受ける、ストレスや家族の反発というデメリットも考えておかなくてはならないのだ◆そんな食べものとカラダの関係があくまでも推測でしか成り立たないのは、人間のカラダは決してひと通りではないからだ。遺伝的な特徴はもちろんだけれど、今に至るまで続けられてきたそれぞれの家庭の食生活が千差万別であるがゆえに、同じものを食べたとしても受け入れる側のカラダの反応が同じにならないのだろう。仮にある食べものとの因果関係について膨大なデータを集めたとしても、結果としては期待値を示した人が示さなかった人よりも多かった、という結論でしかない。それはひとつの希望ではあるけれど、今まで累々と積みあがった期待外れの結果の多さを見れば、単なるマスコミのお遊びに過ぎないことは明らかだ。だから、注目を浴びた食材を新たに仕入れて店頭に並べることもしないし、お問い合わせには否定的なニュアンスでしかお答えしていない。悪意はありませんのでご理解下さい◆我が家の食事は調理主任であるカミさんが、素材や料理を大別しローテーションで決めているようだ。肉が主役の料理が二日続くときはないし、煮物ばかりが続くこともない。それだけに毎日考えるのは大変だろうと思う。一日の中で一緒の食事をするのは夕食だけだけれど、その中でカミさんが最大限の努力をしているのは「今日は何種類の野菜を食べたか」だ。自分でたくさん使ったと思うときは数えて教えてくれるが、だいたい10種類は越えている。肉や魚を使ったら、その量に応じて野菜も増える。稼業として野菜を商っているのだから当然といえるけれど、食事としては至極まっとうだと思う。そして言うのは、「野菜を中心にして色々な物を偏らずに食べていれば、スーパーフードなんて必要ないのよ」。その通りだと思う。あとは金魚オヤジが見境なく食べて腹を膨らませるのをやめるだけだ。
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2015年11月22日

週刊CAMBIO NO.1151

11月28(土)・29(日)は 歳末SALE 10%OFF
さて、お待たせしました。歳末セールのご案内です。今回はDMと引き換えにささやかながらプレゼントを差し上げます。商品は十分に用意しますが、売り切れの際はご容赦ください。お米、本みりん福来純、書籍、古本はセールの対象外です。

昨年産のとっておき干し芋が入荷 お早めにどうぞ!
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ちょいと寒くなってくると、急にお問い合わせが増えてくるのが干し芋。この辺りでは芋切りと呼ぶ方が多い。先日も店のドアを開けるなり「芋切りっ!」と叫ぶ方がいらしてびっくりしました。ある特定の方々の間では、我らが店の名は「芋切り屋」となっているのかもしれませんね。
みなさまがお待ちの「川又さんの干し芋」は、寒風が吹き始めないと製造が始まりませんので、あとひと月はかかるかなぁ。その間を繋ぐように、昨年産の干し芋が入荷してきました。おかげで芋切り屋の面目が立ちます。
茨城県東海村の産。もちろん放射能検査を受け、いずれも不検出の結果が出ています。干し芋といえばさつま芋の品種は「玉豊」が主流ですが、右の「紅はるか」を使ったものが好評です。甘さに加えてほんのりとした酸味もある。ちょっとオススメ。メーカー在庫限りの入荷です。お早めにどうぞ。
★干し芋 玉豊 600円 紅はるか 650円 

長くて太いそれはそれは立派な人参がやってきました
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尺人参といいます。南箕輪村河崎さんから。尺は一尺の尺。つまり約30cmということ。普通の人参は五寸だからその倍の大きさになるってこと。でも、どう見たってそのまた倍はある。箱の横幅が60cmなんだから。
長い付き合いですが、この人の作物は昔からなんでも大きくなる傾向があります。「おい、これじゃ人参じゃねーぞ、大根だぞ」と、過去にも何度か言ったことを覚えてます。「大きいことはイイコト
だ〜!」というチョコレートのCMを見て育って世代ですから、ってのはカンケーないと思うけど、土が肥えているっていうことなんです。
さらに大したもんだと思うのは、これだけ大きく太くなっても、まったくすが入っていないこと。大きさ比べに入れてみたリンゴの下にある切り口でわかるでしょ。これは太くなりすぎたのではなくて、ちゃんと大きく育ったという証なのです。大きいけれど味も香りも甘さも優れているのが特徴。ただ大きいだけじゃないんです。こういう野菜を作れる人は稀有なんです。

クリスマス・お正月のご注文承り中!
○クリスマス 生クリームたっぷりのケーキ、チキンや鴨、ピザや生ハムなどのオードブルも。
ムソー 12月3日(木)ご注文締切 → 12月11日(金)〜入荷
ポラン 12月6日(日)ご注文締切 → 12月15日(火)〜24(木)入荷
○お正月 定番のおせち用品やお年と利用の食材が盛りだくさん。蒲鉾1本でもお気軽にどうぞ。
ムソー 12月9日(水)ご注文締切 → 12月26日(土)入荷
ポラン 12月13日(日)ご注文締切 → 12月27日(日)〜29日(火)入荷

今後、商品の構成を徐々に変えていきます 
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店の中を見渡してみると、時々自分は何をやっているのだろうと首をかしげることがあります。その季節に合わせて、あるいは新商品の発売に合わせて、どんどん新たな発注をしていくと、店の中はあっという間に商品であふれ返る。そしてこんなはずじゃなかったと思い返して発注を控える。
今まで何度も繰り返してきたのは、経済的な理由でのアイテムの絞り込みでしたが、今度はもう少し違う視点から絞り込んでみようと思います。CAMBIOという店は何を目指していて、そのために何を選択してどんな関係を築くのか。
街の中で存在し続けるためには、周りの方の要望にお応えするのが手っ取り早い方法です。でも、今までわがままな店を続けてこれた理由は、あえてそれを無視してきたからでもあります。今の店の中を見渡してみると、不本意な部分が増えつつある。CAMBIOという店は、もっとわがままで食えない店だったはずなのですが・・・。

古本市は第7回に向けて動き始めました
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木曜日の晩は古本市も打ち上げでありました。CAMBIOの2階で、食事は隣のワイン食堂からケータリング、酒や飲み物は持ち込み。実行委員会のメンバーが揃って、酔っ払う前のひとコマ。
今回もいろいろありました。称賛されることがあれば、反省することも多々。それらを次回につなげるために、掘り起こしておくのが打ち上げ。年明けまでしばし休眠する前に、みんなで課題を認識しておくための飲み会。ただ酔っ払うだけではないのです。

CAMBIOとして古本市に参加するのは、品ぞろえで店をどう表現するかという問いと同じように、街の中でどんな存在になっていくのかという試行錯誤の一環でもあります。決して結論ではない。誤ることがある試行であり、繰り返してしまう錯誤のひとつ。いい歳こいて、まだまだやってみたいことが山積みなのです。

研ぎ玄のコラム 切れてこそ NO. 347 「キレイ」でこそ (14−7)
 生来のなまけものだから、スポーツは余り好きではない。特に「観るスポーツ」には興味がないから、五郎丸選手へのインタビューは聞いたことがあるけれど、プレーは視たことが無い。だから、発言からプレーぶりを勝手に想像している。イチローも殆どのプレーは視ていないけれど、発言には興味がある。逆につまらない(昔からの繰り返し)事しか言わない選手には全く興味が持てない。まあ、スポーツ界なんて優等生的発言さえしていれば「叩かれない」世界だから、誰かが言ったことをそのまま繰り返していれば保身にはなるけれど、本音で「一流」の証明をしていただきたい。
 「観るスポーツ」は余りに実生活とかけ離れ過ぎて興味が薄れてしまったので、代わりに「周囲の人の動き」を観察して楽しんでいる。これがまた驚きの世界で、参考になることが多い。とはいっても「反面教師」ばかりなのだけれど、これはこれでなかなか真似のできない「スゴイ世界」なのだ。最近、最も注目しているのは「歩き方」で、認知症に効果があると言う学説が有力になってからは更に興味深く観察している。効果的な歩き方は、心拍数120/分を一時間程度保つ必要があるけれど、そんな歩き方をしている「高齢者」を見た記憶が無い。80歳エベレスト登頂の三浦雄一郎氏でさえ数十キロの荷物を背負い、足にはウエートを巻いて心拍数100が目安(持久力をつけるため)だったから、運動強度としては結構強い。認知症になる前に筋肉強化を怠るな(予防を含め)ということだろう。普段からキレイに速く歩く癖を付けておけば関節に負担も少なく、効率的に筋肉量を維持できる。「体を動かす習慣を身に着ける」ことが本質で、食事やサプリメント・薬に頼る前にすべきことなのです。

CAMBIO店主のコラム 雑言 NO.1151
日本の人口が減り始めて今年で10年目なのだそうだ。戦後のベビーブームを後ろから眺める位置で生まれてきたわれらが世代は、高度経済成長やらバブル経済の崩壊やら、さまざまなアップダウンを経験した稀有な世代と後々言われるようになるのかもしれない。日本の人口推移をグラフで見ると、江戸時代後期に3千万人だったのが明治になると急激に人口が増え始め、わずか百数十年で約4倍に増えている。思えば、わが母親の兄弟は8人だったし、カミさんの父親も確か8人兄弟。その次のわれらの世代も同じように8人ずつ子供を産んでいたら、もうそれはネズミ算というものでとんでもないことになる。だから、これから人口が減少していくのは当然の成り行きなのだろう。今は一時的に爆発した人口が、適正な数に収斂していく過程の始まりなのだ◆でも、今まで急激に増えてきた人口が減少し始めることは、ジェットコースターがゆっくりと引き上げられてきたレールのてっぺんから下り坂に向かうようなものだから、誰もが怖い。とくに経済を政策で動かそうとしている当事者たちは、もう怖くて仕方がない。でも、休みの日に山に登ってはるかな景色を見渡してみると、そもそもこの山だらけの島国で今の1億2千万人もの人口が暮らし続けていくのは無理なのだろうな、という感覚にとらわれてしまう。国土の7割が山地で残り3割の平地に人がより固まって暮らし、そのわずかな平地で食べものを作って、土や水を汚さずに循環させ続けることなんてとうてい無理だ。実際にこの70年で食べものの自給なんてすっかり破綻してしまった。土や水の環境なんて、目にははっきり見えないけれど瀕死の状態。野生動物の個体数が食べものの量や気候に左右されるように、人口だって食べものの生産量に見合った数字になるのが自然なのだ◆岡谷の人口はわれらが店を開いた92年ごろが人口のピークで6万人を超えていた。ところがこの10月現在ではあとわずかで5万人を切ってしまいそうな状態。23年で1万人の減少。今や地方はどこも人口減少に悩んでいるけれど、岡谷はすでに四半世紀近く前から減少が始まって最先端を行っていたのだ。出生よりも死亡が多いという自然減だけではなく、引越しなどで転出する社会減が多かったのが当時の岡谷の人口減の特徴だった。地価が高いので安い近隣に家を建てる傾向が強いからだ、と聞いていた。そのころは中央通りには店がたくさん並び、駅前にはイトーヨーカ堂があった。丸山橋のそばには大きな金物屋さんがあって、その通りを北に向かうと「男の館」というドキッとするようなネオンがかかる洋品店があった。まだ岡谷が買い物をする街として機能していた時代のこと。思えば、その時代に店を開けた私たちは、ずっと坂道を下る岡谷の街とともに歩んできたのだ◆日本全体がこれから下り坂にさしかかろうという時代ではあるけれど、われらが店は初めから下り坂の中で商売をしてきた。自慢じゃないけど、オレたちは最先端だったのだ。だからこそ思うのは、これからはまた街の時代がやってくる。なぜかと言えば、なぜかと言いたいが、残念ながらまだ言葉にできない。要因はいくつも思いつくのだが裏付けはないし、いくつも重なり合っていてそれらを結びつけているのが感覚的な事柄だから。いつか頭の中で発酵が進んで、てっぺんから泡を吹き出したら言葉になるかもしれない。そんなあやふやな根拠ではあるけれど、岡谷の街にもう少し積極的にかつ勝手連的に、関わってみようと思っている。
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2015年11月11日

週刊CAMBIO NO.1150

クリスマス・お正月のごちそうカタログ お届けします
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さて、11月も中旬になります。あと52回寝たらお正月。ホントかな? カレンダー見ながら指を折って数えてみちゃいました。おっと、その前にクリスマスがあるぞ。クリスマスまでは何日だ?
クリスマスとお正月のカタログを、本日よりお届けいたします。その日のために作られた、美味しいものばかりを揃えました。じっくりご覧になってご注文ください。ご注文が多いおせち用品は店頭販売もいたしますが、多くのものはご注文での入荷品です。締め切りまでにご注文下さいますよう、ご案内申し上げます。
地元産のもので、このカタログには載っていないものがあります。クリスマスでは「POCOのシュトーレン」、お正月では「みれっとファームのお餅」などなど。後日ご案内いたしますので、ご予定くださいませ。

SUWAプレミアム 「Ai no miso」 デビュー
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岡谷の味噌蔵「喜多屋醸造店」の看板娘で、味噌ソムリエでもある佐々木愛さんが、精魂込めて作り上げた「Ai no miso」がデビュー。
国産原材料の無添加味噌に、地元産ハバネロ、うめ、納豆などを使った4種の味。ハバネロはちょっと辛め、うめは優しい酸味、燻は燻製の香り、納豆は独特の風味。そのままご飯にのせても美味しいし、肉料理や魚料理、野菜にちょっと添えるだけでひと味違った仕上がりに。
愛さんは諏訪観光大使も務める身ですが、この「Ai no miso」も、諏訪の匠の技が生み出すとっておき地域ブランド「SUWAプレミアム」の食品部門認定第1号。ブランドコンセプトの「澄み切った繊細さ」にふさわしい添え味噌です。一度お試しください。
★Ai no miso  うめ/ハバネロ/燻/納豆   50g入 490円、150g入 860円

ハーブティは一足先に 冬へクリスマスへ
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ハーバルノートのある蓼科では、もう季節は秋を通り越して、冬の入り口までやってきました。サービスティーもシナモンが効いたウィンターティー。店内には、もう一歩進んでクリスマスティーまで用意されていました。
季節は早取りするもの。窓の外に落ち葉が降りだしたら、雪がやってくるまでの間、カサコソという落ち葉が積もる音を楽しむのです。温かいお茶を注いだカップを両手で挟んで。
ふたつのお茶の間にあるのは、世界一ホットと言われる危険な実、ハバネロ。ホットといってもちょっと違うホット。温かいと人はホッとするものですが、このホットはホッとする間もなく、空まで飛んで行ってしまうほどのホット。おひとついかがですか? ホットいてくれっ、て?

古本いろいろ 出品も受け付け中
古本市は終わりましたが、その流れでCAMBIOのあちこちに古本が並んでいます。最近できたテーブル席には「ピープル」さんのレシピ集や生活雑誌がたくさん。文化出版局の美しい雑誌「季刊銀花」もズラリ。座ってゆっくりと立ち読み?してください。誰でも参加できるひと棚古本市はただいま第3期を受付中。お一人様20冊まで出品できます。お支払いはCAMBIOの商品券。来年1月末までのお預かり。詳しくは下記のように。
○出店ご希望の方はまず電話やメールにてご連絡ください。
○出店料や手数料はいただきません。古本代金のお支払いはCAMBIOの商品券です。
○出店する方は本に価格を書いたスリップ(伝票)を挟み込んで、お持ち下さい。何かアピールするPOP(50×100mm位)を棚につけるのもOK。出店者としての店名、ニックネームなどを決めて下さると棚が楽しくなります。
○お預かりの期間は2016年1月末までの3か月間とします。期間中に棚に本を追加することは自由。
○開始時にお預かりした本の冊数を記したお預かり書を作り、お互いに確認します。搬入時に冊数と金額ごとの冊数を書いた明細をお持ち下さい。
     
りんごの発送承り中 今年も美味しく育ちました
りんごの発送が始まります。ギフトとしての発送を承っています。生産者は例年おなじみの下伊那郡松川町の水野耕一郎さん。マルバカイドウを台木にした大きな木で育ったふじ。枝もたわわに育ったふじは1本の木から約300sが収穫されます。栽培が容易なことから最近ハワイか栽培が
ふじ贈答用「美形品」 5kg(12〜16玉) 4600円(送料込) 3400円(店頭渡)
    〃 10kg(24〜32玉) 7900円(送料込) 6800円(店頭渡)
ふじ贈答用「美味品」 5kg(16〜20玉) 4200円(送料込) 3000円(店頭渡)
〃 10kg(32〜40玉) 6900円(送料込) 5700円(店頭渡)
※ 中国・四国向けは300円増額、九州・北海道向けは400円増額になります。
玉数の指定はお受けいたしかねます。※ 着日指定、到着時間指定を承ります。

研ぎ玄のコラム 切れてこそ NO.346  「キレイ」でこそ (14−6)
 十五歳から二十代初めまで、日常の歩行移動には下駄を愛用していた。当時は靴と同様の歩き方をしていたので、歯が短い駒下駄ではなく朴歯の高下駄を愛用していた。これならば、つま先が地面に接することはないので靴と同じ歩き方が可能だったからだ。当時から靴と下駄の歩き方には違いが有る事をうすうす気がついてはいたけれど、解決法にたどり着けないまま下駄生活は止めてしまった。その後、決定的な違いを理解するようになった(とは言っても、体はまだ理解していない)のはごく最近のことだから40年近く経過していることになる。実は「研ぎ」に関しても、疑問に思いながらも正解へ辿り着けない事柄は多い。というよりも、経験を積むほどに疑問は多くなり「正解に辿り着けそうもない」ことだけはわかるようになったけれど、
地道に経験を積んでいけば、進むべき方向は自ずと決まってくる。要は、そこまで物事を意識的に続けられるかということだ。諦めてしまえば、そこで終わってしまう。
 中日ドラゴンズの「山本 昌」投手が引退会見で「今の技術と、昔の体力があれば最高のピッチングが出来る」旨のことを言っていた。更に歳を取ったものからすると「技術も体力も衰えたけれど、イメージは過去最大になっている」というのが実感だ。だからこそ「出来ないこと」がさらに辛く感じられる。私の頭の中でもキレイに「すり替え」が起こっているようで「実際に出来たこと」と「出来たかもしれないこと」が置き換わっている。その辺の事をキッチリ整理しておかないと「これからも出来そうなこと」は虚像になってしまう。「実際に体を動かして出来ること」の検証を常に心がければ、「健康延命」にもつながる。「生きる」とは実に面倒な作業です。

CAMBIO店主のコラム 雑言 NO.1150
8日間にわたる古本市が幕を閉じ、休む間もなく翌日から日常の仕事に舞い戻った。このところひと月ほどまともな休みもなく、古本市の最中は朝6時から店を閉めるまで動きっぱなしの日々だったので、カラダは疲れの極致に達していた。最終日には一線を越える前のヤバいサインを感知していたので、会期が10日間だったら危なかったかもしれない。なにごとも経験というのはしておくもので、何度か越えてしまったおかげで、こんなサインが出たら次はぶっ倒れるという一線を知るようになった。歳をとって基礎体力は落ちてきても、そんな経験が身を守ってくれた◆古本市の企画と準備もかつての経験がいろいろな場面で助けてくれた。期間を定めて計画を練り、メンバーを集め分担して準備を進めて実行する、というのは山に登ることとほぼ同じなのだ。山岳部という集団で登る場合は、短期の山行でも長期の合宿でも基本的には同じ。海外遠征になれば、計画から実行まで数年がかりだったし予算も百万円単位だったが、期間と規模が大きくなるだけで基本は何も変わらなかった。高校生のころから何十回と重ねてきた計画から実行までのプロセスは、古本市というイベントを進めるにあたって十分に役に立った。毎週繰り広げた打ち合わせには、二度にわたる海外遠征で経験した準備の周到さが活きた◆古本市の企画や進行に過去の経験が生きているのは事実なのだけれど、古本市もスタートから3年で6回の経験が積みあがってきた。それは古本市の歴史として生かされるなら良いのだけれど、踏襲すべき既定路線として縛られるようになってはならないと思う。その点から考えると、この6回というのはそろそろ今までのやり方を見直す時期に来ているのだろう。今までの延長線上に12回目を構築するのではなく、6回目までのやり方で見えてきた問題や、これから3年後に岡谷の街がどのようになっているか、回を重ねていく古本市が街とどうかかわるようになるのか、を考えて企画をしていかなくてはならないだろう。今までは勢いだけをエネルギーにして進んできたが、これからはきちんと将来的な展望を織り込んでいくべきなのだろう。なのだろう、なのだよ、なのだけど、できるかな?◆この古本市はほかのイベントと違い、会場が10カ所にも分散していることが特徴なので、イベントのボリュームを計ることが難しい。いったい何人の参加者があるのか、と問われても「さて???」と頭をひねるばかり。ひとつの会場の入場者でさえ、小さな店では何かを買ってくださった方しか数えていられないし、数カ所を回った方を各会場でカウントしていたらその会場の分だけ数は水増しになってしまう。10会場を巡ってくださる方がいれば、1カ所に寄っただけで帰ってしまう人もある。もう数えようがないのだ。会場が分散しているので街歩きを楽しんで・・・といっても、街の中でいったいどの人が古本市の参加者なのか、ただ散歩をしている人なのかの見分けがつかない。チラシを持ってきょろきょろしながら歩いている人は、古本市の人だなと見当はつくが、チラシをザックの中にしまって一心に歩いている人はどちらだかわからない。TVの取材に来た記者さんに、「桜並木の紅葉の下でチラシを持って歩く人が絵になりますよ」とお薦めしたのに、「1時間待っても通った人はヘルメットをかぶった土建屋さんと、犬を連れたおばあさんだけでした」と言われる始末だった◆広い会場にたくさんの店が集まって人が続々と押し寄せている、というのが一般に行われているイベントのイメージだけど、われらの古本市はそれとは趣がずいぶん違うのだ。普段から街の中で営業している店や映画館、美術館の中に古本を展示するというやり方は、はた目から見たらちっとも目立たない。だから今回は少しでも「やってるんだぞ〜!」というアピールをするためにオリジナルの幟旗を作って掲げてみた。それでも会場に2〜3本の幟旗が立っているくらいではアピールには程遠い。そこで次回は、もっと華やかなアピールを試してみたいと今から秘策を練っている。今回から出店してくれた「キモノコトハジメ」への反応が良かったことから、次回はみんなで着物を着て街を歩こうという趣向だ。実行委スタッフも着物でお客さんをお迎えする。八百屋のおっさんも着物で店に立つ・・・かどうかはわからないけれど、まず自分たちが楽しまないといけないな。
posted by cambio at 14:39| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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